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ホットヨガはメガネで受けてもいい?
普段メガネをかけている方や、レッスン当日にコンタクトを忘れてしまった方にとって気になることが、「ホットヨガはメガネで受けてもいいの?」ということでしょう。
結論からお伝えすると、実はホットヨガのレッスンは、メガネのままで受けることができます。
ただし、受けることができるからとはいえ、実際にホットヨガをメガネで受けている方は圧倒的に少なくなっています。私が実際にレッスンに行ってみたときには、メガネで受けている方は40人中2.3人程度でした。
ホットヨガのレッスンをメガネで受けることにはいくつかのデメリットがあるため、避けている方が多いようです。
ホットヨガをメガネで受けるデメリット
それでは、ホットヨガをメガネをかけて受けることにはいったいどのようなデメリットがあるのかをご紹介します。メガネでホットヨガを受けるとどのようなことがあるのかを理解したうえで、ホットヨガのレッスンに参加するようにしましょう。
メガネが曇る
ホットヨガスタジオは通常、温度38℃前後、湿度60%前後という高温多湿環境になっています。そのため、レッスン中にメガネが曇ってしまうことになります。
そしてメガネが曇るとインストラクターの動きが見なくなるため、正しいポージングをとることができなくなってしまいます。また、視界が悪くなることで周囲の距離感が分からなくなってしまい、一緒にレッスンを受けている方と衝突するなどのケガやトラブルの元になることもあります。
汗でメガネがズレる
ホットヨガのレッスン中は大量に汗をかくことになるため、耳元にも汗をかいてメガネがズレ落ちてしまうことがあります。
メガネが何度もズレてしまうとそのたびに直さなければならず、集中力が散漫になってしまうおそれがあります。ズレたメガネを直しているうちにインストラクターの動きを見逃したり、集中力が途切れて指示を聞き逃してしまうこともあるかもしれません。
汗をふきにくい
メガネをかけていることで顔でかいた汗をふきにくくなることがあります。そのままでは十分に汗をふき取ることができないので、メガネを一度取って汗を拭くことになります。
しかし、メガネをとって汗を拭いているうちに指示された給水やポージングが遅れてしまうことがあり、レッスンについていけなくなってしまうことがあります。
ポーズによってはメガネが落ちる
ホットヨガのレッスンでは、うつ伏せになって顔をヨガマットにつけるポーズや、中級以上のプログラムでは逆さまになるようなポーズをとることがあります。このような日常生活の中でとることがないポーズをとった場合、レッスンを受けている最中にメガネが落ちてしまうことがあります。
レッスン中にメガネを落としてしまうと視界が悪くなってしまうだけではなく、最悪の場合落とした衝撃によってメガネが壊れてしまう可能性もあります。
ホットヨガをメガネで受けるときの対策やポイント
曇り止めを使用する
メガネを曇りにくくしたい方向けに、メガネ用の曇り止めスプレーや曇り止めジェルなどの商品が販売されています。こういったものを使用することで、ホットヨガスタジオでメガネが曇ってしまう悩みを解消することができます。
なるべくレッスン直前の時間帯に曇り止めスプレーや曇り止めジェルを使い、レッスン中に効果が持続するようにしましょう。
メガネバンドを装着する
メガネをしっかりと固定するために、ホットヨガのレッスン中はメガネバンドを装着しておくこともおすすめします。メガネバントで留めておくことで、レッスンで汗をたくさんかいたとしてもメガネがズレることが少なくなります。
メガネバンドを使用すれば、メガネがズレやすいポーズをとったときも、メガネがズレにくくなるメリットがあります。
メガネが邪魔になるポーズがないプログラムを選択する
メガネがズレたり落ちたりしないようなプログラムを、あらかじめ調べて選択しておくという手段もあります。
うつ伏せになって顔をヨガマットにつけたり、逆さになったりしないプログラムを選択すれば、メガネでレッスンを受けることが負担になりません。プログラムの内容をよく確認したり、インストラクターにメガネのままで受けられるか相談しましょう。
メガネを外してコンタクトや裸眼でホットヨガをするのはどう?
メガネのままでホットヨガのレッスンを受けるのには、多くのデメリットがあります。
そこで、普段メガネをかけている人がホットヨガのレッスンに参加する際には、レッスン中にはコンタクトレンズにしたり、メガネを外して裸眼で受けるのもおすすめです。
ここではコンタクトレンズと裸眼それぞれのメリットやデメリットについてみていきましょう。
コンタクトで受ける場合
メリット
コンタクトレンズを装着した状態でホットヨガのレッスンに参加すれば、上で説明したようなメガネをかけてホットヨガに参加する場合の煩わしさがなく、レッスンに集中することができます。
レッスン時のみ使用するという方は、1日使い捨てタイプのワンデーコンタクトレンズを作るのがおすすめです。手入れの手間をかけずに使うことができるだけでなく、レッスンを受ける間隔が開いたときでも常に清潔な状態のレンズを装着することができます。
2ウィークのコンタクトレンズの場合、レンズに増殖する雑菌の関係で、2週間経つと衛生上捨てた方が良いとされています。つまり、都合が合わずにホットヨガのレッスンが2週間ぶりだという方の場合、前回一度しか使っていない2ウィークコンタクトレンズを交換しなくてはならないことになります。
そのため、週に3.4回など頻繁にホットヨガをする方以外は、2ウィークではなくワンデーコンタクトにした方が、衛生上も経済的にもおすすめになります。
視力の問題に悩まれないでホットヨガのレッスンを受けたいという方は、ぜひワンデーコンタクトレンズを装着してレッスンを受けてみてください。
デメリット
特にハードコンタクトレンズを使用している場合、汗が目に入ったときにコンタクトがズレてしまう可能性があります。ハードコンタクトの場合、一度ズレてしまったコンタクトをレッスン中にすぐに戻すことは難しく、レッスンに後れを取ってしまうことがあります。
もし抵抗がなければ、この機会にソフトコンタクトレンズに替えることも検討してみましょう。
裸眼で受ける場合
メリット
裸眼の状態でホットヨガのレッスンに参加することで、コンタクトレンズを装着した場合と同様にメガネの煩わしさから解放されます。
何も身につけないのでコンタクトレンズを用意するような手間もかからず、非常に簡単な方法となります。
デメリット
裸眼のままでホットヨガのレッスンを受ける場合には、ポージングの指導を行うインストラクターの動きが見えやすいように、早めにスタジオに到着してインストラクターの近くの位置をキープする必要があります。
ポーズが間違っている場合にも、一番前にいればインストラクターが指導してくれやすいです。ただしインストラクターの近くの位置ををとることができないと、正しい動きを真似できないままレッスンが進んでしまうおそれがあります。
メガネの方はホットヨガでなく常温ヨガもおすすめ
どうしてもメガネでホットヨガをするのが嫌だったり、コンタクトレンズを装着するのも抵抗があるという方には、常温ヨガのレッスンもおすすめです。常温ヨガのスタジオであれば、メガネが曇ったり汗でズレたりすることがホットヨガと比べて少なくなります。
常温ヨガスタジオではホットヨガのように身体の内側まで効果的に温めることは難しいですが、ヨガのポージングはきちんと学ぶことができ、運動効果も十分に得ることができます。
また常温ヨガでは、最近ではSOELUというケータイアプリサービスが流行っています。
SOELU(ソエル)
SOELUは、自宅で全国どこでもヨガができるオンラインヨガサービスです。ヨガマット1つと、自宅にヨガスペースさえあれば、誰でもいつでも(5時から24時まで)利用することができます。
ヨガスタジオに行くのがめんどくさい方や近くにヨガスタジオがない方、妊婦や赤ちゃんがいるなどでヨガスタジオに通うのが難しい方などを中心に、多くの方に利用されています。
レッスンはリアルタイムで指導を受けられるライブ型と、あらかじめ録画されている動画を視聴しながら行うビデオ型があるので、自分の性格や生活リズム、目的などにも合わせて受講してみましょう。
また、そのほかのおすすめのホットヨガスタジオについて知りたい方は「ホットヨガスタジオ・教室おすすめ人気ランキング!大手7社を徹底比較!」もチェックしてみましょう。