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ホットヨガ中におすすめの飲み物
ホットヨガは高温多湿の環境下で行うため、大量に汗をかくエクササイズです。そのため、ホットヨガをするときには大量の飲み物を持参する必要があります。
しかし飲み物であればなんでもよい、ということはありません。ホットヨガ中におすすめの飲み物としては、水(硬水)、白湯、糖分少なめのレモンウォーター、水素水などがあります。詳しく見ていきましょう。
水(硬水)
硬水とは、ミネラルが豊富に含まれている水のことを指し、ミネラルウォーターと同義になります。硬水を飲むことで、ホットヨガを行うことによって発汗し失われてしまうミネラルを効率的に補給することができます。
ただし冷たいものを飲むと内蔵を冷やしてしまい身体によくないので、必ず常温のものを飲むようにしましょう。
硬水の商品例としては、AQUA(アクア)、Contrex(コントレックス)、evian(エビアン)、Perrier(ペリエ)などがあります。
白湯(さゆ)
ホットヨガで汗だくの時にあたたかい白湯を飲むの?と思われるかもしれませんが、熱々の白湯でなく常温より少しあたたかいくらいの白湯も身体に良いとされています。
白湯には、消化菅の働きを促進して身体の中の老廃物を出してくれるデトックスの作用があるとされています。そのため、身体の内側からすっきりときれいになりたい方によく飲まれています。
白湯を飲むことで得られる効果には、「デトックス」もあげられます。繰り返しになりますが、白湯には内臓を温めて機能を活性化させる効果があります。これにより消化作用が促進され、体内の老廃物を排出しやすくなるのです。
引用:AquaClara
保温できるステンレス製の水筒などに白湯を入れて、ヨガ教室に持っていくと良いでしょう。
糖分少なめのレモンウォーター
レモンウォーターにはビタミンCが多く含まれており、ビタミンCの疲労回復効果が感じられるかもしれません。
ただしホットヨガ中は体内への吸収が良い状態になっていますので、糖分が多いものや着色料など不要なものが含まれている飲み物はあまり身体にいいとは言えません。水やレモン以外の余計な成分の多いものは避けるようにしましょう。
水素水
モデルや女優などの間でも流行りの水素水ですが、ホットヨガの際の飲み物にも適しています。
水素水には抗酸化作用と代謝促進効果があるとされています。抗酸化作用は赤ワインなどにも含まれるポリフェノールにも見られる効果で、アンチエイジング効果が期待できます。
水素は、抗酸化作用や抗炎症作用、細胞の延命、エネルギー代謝の向上に効果を発揮することが分かっています。基礎実験や動物実験にとどまらず、臨床試験や実際の医療現場でも水素を用いた治療が行われている事例もあり、医学的にも安全で有効であると認められてきています。近年では、美容やアンチエイジングの分野でも注目されている成分です。
ホットヨガ中におすすめしない飲み物
一方で、ホットヨガ中に補給する水分として向いていない飲み物としては、水(軟水)、お茶、スポーツウォーター、炭酸水などが該当します。
意外に思う飲み物も含まれていたかもしれませんね。詳しく見ていきましょう。
水(軟水)
先ほど硬水はホットヨガ中におすすめの飲み物としてご紹介しましたが、軟水はホットヨガ中にはあまり適しません。
もちろん軟水は身体に悪いものではありませんが、汗で失ったミネラルを補給できないという点でホットヨガ中の飲み物としては物足りない飲み物です。
お茶
お茶には利尿作用があるとされているので、発汗して失われた水分を補給するための飲み物としては適しません。
トイレも近くなってしまうので、ヨガ中に集中力を欠く原因ともなりかねないため注意が必要です。
スポーツウォーター
スポーツウォーターは運動中によく飲まれる飲み物なので、ホットヨガ中には向いていないと聞いて意外に思う方も多いかもしれません。
絶対に飲んではいけないというわけではありませんが、ホットヨガ後は身体が栄養を吸収しやすい状態になってしまうので、スポーツウォーターに含まれている糖分を身体が積極的に吸収してしまうため、身体にあまり良いとは言えません。
せっかくホットヨガでカロリーを消費しても、糖分を身体に蓄えてしまうことになります。
炭酸水
炭酸水は血行促進効果や美肌効果があるとされており、そのもの自体は身体に良いです。
炭酸水を飲むと血液が一時的に酸欠状態になり、そこから回復しようとするために血液量が増えると言われています。
血流が促進されることにより、肌や髪の色つやがよくなったり、冷えが解消されたりといった美容への効果が期待できます。血流がよくなることで代謝がアップするといった面もあります。
しかしホットヨガ中に飲んでしまうと、炭酸でお腹が膨れてポージングがしにくくなってしまったり、トイレが近くなってしまう場合があるので注意が必要です。
飲むとしても炭酸水を硬水で割るなどして、炭酸を薄めて飲むとよいでしょう。
ホットヨガ中に飲むべき量やタイミングは?
ホットヨガでは、だいたい1時間のレッスンで1~2リットルの水分は摂取するようにしましょう。高温多湿の環境下で大量の汗をかくホットヨガでは、意識的に水分を取らないと脱水症状や熱中症を引き起こすため注意が必要です。
また水分補給のタイミングは、基本的にレッスン中に先生が「飲み物を飲んでください」と言ったタイミングや、自分で喉が乾いたなと思ったタイミングで飲んでOKです。
無理をするのが一番良くないので、我慢せず積極的に水分を摂取するようにしてください。
ホットヨガ前に控えるべき飲み物
レッスン前にカフェでゆっくりお茶やコーヒーを飲んでからホットヨガをしようと考える方は多いかと思います。
しかしお茶やコーヒーなどのカフェインを含む飲み物には利尿作用があり、レッスン中にトイレに行きたくなってしまう可能性があるため避けた方が無難といえます。
ホットヨガ後に気を付けるべき飲み物、食べ物
ホットヨガ後は、身体が栄養素を吸収する力が非常に高くなってしまうので、できればホットヨガを終えたあと2時間はミネラルウォーター以外は摂らないのがベストです。
ここでは、その中でも特に気を付けるべき飲み物や食べ物についてみていきましょう。
ジュース
レッスンを頑張ったご褒美に甘いジュースを。と考える方は多いかもしれませんが、レッスン後は糖分の吸収もしやすくなっているので、ダイエットや健康な身体を目指しているのであれば避けた方が賢明です。
アルコール
レッスン後はアルコールの吸収も良くなっているので、ホットヨガ後はいつもより酔いが回るのがとても早くなり危険です。
お酒を飲むとしても、いつもより酔いが回りやすくなっていることを認識したうえで、飲むペースを抑えるなどの工夫をするようにしましょう。
油ものや炭水化物などの食べ物
同じように糖質や脂質も吸収されやすい状態なので、油ものや炭水化物などの食べ物も、なるべくレッスン後2時間以内は避けたほうがよいでしょう。せっかくのホットヨガのダイエット効果が台無しになってしまいます。
しかしホットヨガ後に予定が入ってしまうときもあると思うので、ホットヨガ後に友だちと飲み会の予定がある場合などは、揚げ物やご飯ものなどはなるべく控え、サラダや枝豆などのカロリーの低いおつまみを選ぶようにするといいでしょう。
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