ダイエットや健康維持のためのエクササイズとして注目を集めているのが、ホットピラティスです。ヨガスタジオやスポーツジムでも、ホットピラティスのプログラムを導入するところが多くなっています。
しかし、ホットピラティスの経験のない方の中には
「初心者でも参加できるのか知りたい」
「ホットピラティスにどんな効果があるのかわからない」
といった方もいることでしょう。
そこで今回は、ホットピラティスの特徴や効果、消費カロリーやおすすめのスタジオなどについて詳しく紹介します。
なお、大手ヨガスタジオであるロイブ、カルド、LAVAでは、いずれも初回の体験レッスンを無料や1,000円以下という価格で受けることができます。
中でもロイブとカルドでは、ホットピラティスのプログラムも体験レッスンの対象となっているので、会員でない方でも気軽に参加できます。
ホットピラティスのレッスンが自分に合っているかどうか、入会前に確かめたいという方は、まずは体験レッスンに参加してみてから決めることをおすすめします。
今回の記事をまとめると、ホットピラティスを受けたい方は、以下のようにスタジオを使い分けるのがおすすめすすめです。
→ロイブ
→カルド
→LAVA
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カルドの詳しい口コミや評判ついて知りたい方は、「【実体験】カルドの口コミ評判はやばい?悪い?クレームや会員の声15選を厳選して紹介!」をチェックしてください。
目次
ホットピラティスとは?ロイブ、カルド、LAVAのレッスンの特徴を比較
ホットピラティスとは、室内温度30~38℃、湿度50~60%の環境下で行うピラティスのことです。高温多湿の環境でピラティスを行うことで、発汗作用を高め、ダイエットやデトックスにも優れた効果を発揮します。
フロースタイルで進行しますので、ポーズを取る時間も長く、エクササイズ要素も強いレッスンです。 初心者から中・上級者まで満足していただけます。 体のコアを強化し、柔軟性を高めて、しなやかでメリハリのあるボディラインを作りましょう。
ホットピラティスをするには、温度や湿度といった環境を調整できるホットスタジオが必要となるので、通常のピラティス専門スタジオではレッスンを受けることができません。また、実際のスタジオ内の温度や湿度、レッスン強度などはスタジオによって異なります。
ここでは、ロイブ、カルド、LAVAのホットピラティスのレッスンの特徴を比較してみましょう。
スタジオ名 | ロイブ | カルド | LAVA |
---|---|---|---|
強度 | 3.0 | 不明 | 2.0 |
時間 | 60分 | 60分 | 60分 |
体験レッスンでの受講 | 可 | 可 | 不可 |
ホットピラティスのレッスンの強度は、ロイブが3.0、LAVAが2.0であり、ロイブの方がやや強度が高いです。レッスン時間についてはいずれのスタジオでも60分となっていて、違いはありません。
また、ロイブとカルドにはホットピラティスの体験レッスンが用意されています。LAVAでは体験レッスンは受けられないので、まだ会員でないという方は、まずはロイブかカルドの体験レッスンを受けにいきましょう。
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ホットピラティスの効果やメリット
ダイエットになる
ホットピラティスは、ヨガ以上にダイエットに効果的なエクササイズと言われます。高温多湿の環境で大量に汗を流すことで、身体を引き締める効果が期待できます。
また、ピラティスでは身体を支えるインナーマッスルを鍛えるので、筋肉量を増やして身体の代謝を高めることができます。代謝を高めることができれば、余分や水分や老廃物が排出されやすくなるので、身体が痩せやすい状態になります。
さらに筋肉を十分につけておけば、リバウンドもしにくくなります。
体幹が鍛えられ姿勢が良くなる
ホットピラティスは体幹やインナーマッスルを鍛える効果に優れたエクササイズです。体幹が鍛えられることで正しい姿勢を保つことができるようになり、血流や代謝が促進されるようになります。
さらに血流や代謝が改善されることで、肩こりや腰痛、冷え性といった身体の悩みを解消できることがあります。また、姿勢が良くなれば身体の柔軟性も高まるので、ヨガやピラティスの動きを取りやすくなり、レッスンをより楽しめるようになります。
内臓系の症状改善が期待できる
ホットピラティスは骨盤や背中を意識して身体を動かすので、内臓を正しい位置に戻すことができ、内臓系の症状改善にも効果を発揮します。
例えば胃や腸の機能が高まることで、便秘を解消することができます。便通が良くなれば、ダイエット効果もより高まります。
また、頻尿や尿漏れといった悩みを解消するためにも、ホットピラティスが効果的です。内臓の調子が良くなることで体調が整うので、健康的な生活ができるようになります。
集中力が高められる
高温多湿のスタジオで汗を流しながらじっくりと身体を動かすことで、集中力も高められます。集中力がアップすることで精神的に強くなることができ、落ち込んでいた気分をすっきりさせることができます。
また、集中力が高まれば仕事や勉強を行うときの効率も高まり、作業がスムーズに進行しやすくなります。さらに、日常的に集中力が高い状態を保つことができれば、注意力も高まって不慮のケガや事故を防止することにもつながります。
ホットピラティスのデメリット
筋トレ要素が強い
ホットピラティスのデメリットとしては、筋トレ要素が強いエクササイズであることが挙げられます。ホットピラティスでは、体幹を保持するためのインナーマッスルを鍛える運動をすることになります。
そのため、普段から運動をしていない方や筋肉量の少ない方、ピラティスの経験がない方にはきついと感じられることもあります。筋トレが苦手な方や運動不足の方は、無理のないペースでゆっくりとインナーマッスルを鍛えることを意識しましょう。
胸式呼吸がきつい
ホットピラティスでは独特の胸式呼吸をしますが、それがきついと感じることもあります。
鼻から息を吸って鼻から吐くヨガの呼吸とは異なり、ピラティスの呼吸は鼻から吸った空気で腹部ではなく胸を膨らませ、口から大きく息を吐きます。
この胸式呼吸をすることで全身に酸素を取り入れることができますが、腹部に力を入れた状態で呼吸をする必要があります。慣れていないうちは上手く胸式呼吸ができず、きついと感じる方も多いです。
脱水症状や熱中症リスクがある
ホットピラティスには、脱水症状や熱中症リスクがあることもデメリットと言えます。高温多湿に保たれたスタジオでピラティスをすれば、当然身体は冷えにくくなって大量に汗をかくことになります。
そのため、レッスン前やレッスン中に十分な水分補給をしていなければ、脱水症状を起こしてしまうことがあります。また、体調がすぐれていない場合や、スタジオの環境に身体が鳴れていない場合には、熱中症になってしまう可能性もあります。
ホットピラティスのポーズ内容
ロイブの場合
ロイブのホットピラティスのレッスンの流れについて紹介していきます。
ピラティスの呼吸法と正しい姿勢の練習
まずはピラティスの呼吸と姿勢を身につけることから始めます。鼻から空気を吸い込んで口から吐く呼吸を行い、骨盤から腹筋、肋骨にかけての体幹をキープする姿勢を取ります。
ピラティスの呼吸をしながらのストレッチ
ピラティスの呼吸と姿勢をキープしたまま、軽く手を動かしたり、簡単なポーズを取ってストレッチを行います。体幹を保ったまま身体を動かすのがポイントです。
インナーマッスルを鍛える
ストレッチを終えたら、本格的にインナーマッスルを鍛える運動を始めます。仰向けに寝て両足を立てた姿勢で身体を起こす腹筋運動や、仰向けの状態から片足を持ち上げる運動などを行い、インナーマッスルを引き締めます。
クールダウン
インナーマッスルのトレーニングの後は、腹筋や脚などをゆっくりと伸ばすストレッチをしてクールダウンを行います。呼吸法も自分がしやすいものに戻し、楽な呼吸をしながらクールダウンします。
シャヴァーサナ
クールダウンのストレッチ後は、仰向けになって足を肩幅に開き、両腕も少し広げてシャヴァーサナを行います。目を閉じて数分間シャヴァーサナを続けることで、心身ともにリラックスできます。
瞑想
レッスンの最後には瞑想を行います。深い呼吸をしながら自分の内面に集中することで、レッスンによる疲労や緊張をほぐすことができます。
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LAVAの場合
LAVAのホットピラティスのレッスンの流れについて紹介していきます。
背骨や骨盤を調整する
まずは、身体を支える部位である背骨や骨盤の位置を正しい状態に戻します。あぐらを組んだ姿勢で、骨盤が立っている状態をキープするようにしましょう。
呼吸法を意識する
背骨や骨盤を調整したら、ピラティスの呼吸を意識します。鼻から空気を吸って、口から吐き出すようにしましょう。胸で呼吸をし、お腹には力を入れてへこませるようにします。
レッグリフト
呼吸法を意識しながら、インナーマッスルを強化していきます。三角座りの状態で片足を床と平行になるように持ち上げ、そのまま息を吸い込み、吐き出しながら足を下ろします。左右交互にこの運動を行います。
船のポーズ
三角座りのまま、両足を床と平行に持ち上げます。その状態で息を吸い、息を吐きながら身体を後ろに倒していきます。ピラティスの呼吸を繰り返しながら、足を支える手を上下させる運動を行います。
バッタのポーズ
仰向けに寝た姿勢で、両脚を床から少し浮かせます。そのままの状態で、両手を45度上げて床ぎりぎりまで下ろす運動を繰り返します。さらに、可能な限り運動のスピードをアップさせていきます。
シャヴァーサナ
レッスンの最後はシャヴァーサナで心身をリラックスさせます。足先を外に向けて肩幅に開き、腕も身体から少し離します。そのまま目を閉じて数分程度リラックスし、手足をゆっくりと動かしながら起き上がりましょう。
ホットピラティスは初めてヨガをする方(初心者)にはきつい?
ホットピラティスはインナーマッスルを鍛える運動が中心であることや、独特の胸式呼吸をすることから、初心者にはきついプログラムであると言えます。特に普段運動をしていない方や、腹部に力を入れるのが苦手な方にとってはきついでしょう。
ただし、初心者が絶対についていけないような負荷の高いプログラムではありません。インナーマッスルはゆっくりとした動きでも鍛えることができ、胸式呼吸も少しずつ慣れていくことができます。
特にカルドのレッスンでは、きつかったら無理にポーズを取らなくても大丈夫です。60〜80人という大人数を収容できるホットスタジオなので、周りの目を気にすることなく自分のペースで受けられます。
ホットピラティスの消費カロリーはどのくらい?
ホットピラティスの消費カロリーは、1時間のレッスンで150~200キロカロリー程度となります。自分の体重やレッスン内容によって実際のカロリー消費量は異なりますが、通常のピラティス以上のカロリーを消費することができます。
ただし、それでも1回のレッスンで劇的な効果が現れるほど大量のカロリーを消費できるわけではありません。ダイエットのためにホットピラティスをする場合は、継続してレッスンを受け、代謝を促進することも大切です。
またできるだけ消費カロリーを高くしたいという方は、3.0というより強度の高いレッスンを提供しているロイブのホットピラティスを体験してみることをおすすめします。今だけ体験は無料なので、今のうちに予約しておかないと損しちゃいます!
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ホットピラティスを体験した方の口コミや感想
こちらの口コミでは、ホットピラティスでは大量に汗を流すことができ、気持ちよく身体を動かせるとのことです。特に冷え性に悩まされている方におすすめされています。
ホットピラティスはYukaインストラクターが担当してくれています。
たっぷり汗が出て気持ちいいですよ。冷え性の女性にオススメです。#加古川#フィットネス#加古川フィットネスベリーベリー pic.twitter.com/Q3WuHzcrL6— kakogawa_veryvery (@kakogawafitness) August 3, 2021
ホットピラティスによって、腹筋やインナーマッスルを鍛えることができたという口コミもあります。身体を支える筋肉を鍛えたい方にもホットピラティスがおすすめです。
ホットヨガ「ホットピラティス」を受けて来ました。
インナーマッスル&腹筋を鍛えて来ました。
前より腹筋上がる様になった気がします。
※画像お借りしました。 pic.twitter.com/FHgtvJzujM— kei (@petit_pine) May 4, 2018
こちらの口コミでは、ホットピラティスのレッスンで代謝が良くなったという意見が見られます。ホットピラティスは代謝を促進することで、健康維持やダイエットにも効果を発揮します。
ホットピラティスおわ。
めっちゃ涼んでから外出たけど、代謝上がってる上に外が暑いから汗がポタポタ。仕事いっくぞ!
— Firefly Squid AKI (@aki_squid) May 26, 2019
ホットピラティスができるおすすめのホットヨガスタジオ
ロイブ|ある程度強度高めでしっかりと負荷をかけたい方におすすめ
ロイブは、全国にスタジオを展開している女性専用ホットヨガスタジオです。女性専用であるため女性が気軽に利用しやすく、タオルやウェア、ヨガマットの貸し出しも行っているので手ぶらでレッスンを受けることができます。
ロイブのホットピラティスでは、身体を支える腹筋や背筋といったインナーマッスルを鍛え、身体のゆがみを解消し、正しい姿勢や柔軟性を身につけることができます。
レッスンではまずピラティスの呼吸法や姿勢を練習した後、30~50分程度インナーマッスルのトレーニングを行います。最後には瞑想も行うので、心身ともにリラックスしてレッスンを終えることができます。
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カルド|まずはゆるくホットピラティスがどんなものか体験してみたい方におすすめ
カルドは全国にスタジオのあるホットヨガスタジオで、初心者から上級者まで楽しめる幅広いプログラムを用意しています。事前予約不要となっているのが特徴で、空き時間や気の向いたときにレッスンを受けることができます。
ホットピラティスのレッスンでは、最初にピラティス特有の胸式呼吸と筋肉の使い方を身につけます。その後、身体をほぐすストレッチを行い、インナーマッスルを鍛えるポーズや筋トレに移行していきます。
そして最後は、簡単なポーズとストレッチでクールダウンして終わります。ヨガプログラムと比べて筋トレの面が強く、身体を引き締める効果に優れています。
カルドの詳しい口コミや評判ついて知りたい方は、「【実体験】カルドの口コミ評判はやばい?悪い?クレームや会員の声15選を厳選して紹介!」をチェックしてください。
LAVA(ラバ)|すでにLAVAに入会している方におすすめ
LAVAは日本でも最大手のホットヨガスタジオで、数多くのスタジオを展開しています。インストラクターの質が高く、初心者向けプログラムもあるので、ヨガ経験のない方でも安心してレッスンに参加できます。
LAVAのホットピラティスのレッスン内容は、背骨や骨盤の位置、ピラティスの呼吸法、体幹を支えるインナーマッスルの強化の3点を重視したものとなっています。ただし、LAVAではホットピラティスの体験レッスンは用意されていません。
そのため、まずはLAVAの体験レッスンの対象となっているプログラムに参加してみて、LAVA入会後にホットピラティスのレッスンを受講することになります。
他にも、おすすめのホットヨガスタジオについて知りたい方は「ホットヨガスタジオ・教室おすすめ人気ランキング!大手7社を徹底比較!」をチェックしてみましょう。