
目次
好転反応とは?
好転反応とは、身体が正常な状態に戻る際に一時的に起こる身体の反応のことです。ホットヨガで起こり得る好転反応の例としては、ヨガによって身体が活性化されることによっておこるデトックス反応が挙げられます。
ヨガのポーズを取ることで全身の筋肉を動かし、刺激を与えることができます。
また、内臓や骨盤の位置が本来の場所に戻りやすいという効果が期待できます。このように、運動不足でゆがみが生じていた身体が、活性化して本来の正常な状態に戻ろうとするとき、好転反応が起きることがあります。
特に多い好転反応による症状が、身体のだるさや眠気です。また、ヨガをすることで血流やリンパの流れが促進されるため、体内の余計な水分や老廃物、毒素が排出されることで吹き出物や下痢といった症状も起こり得ます。
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ホットヨガで好転反応が起こるのはなぜ?
ホットヨガは高温に保たれたスタジオの中で汗を流すので、血流を促進する効果が期待できます。
しかし、ホットヨガ経験のない方の場合はスタジオの温度に身体が慣れておらず、血流が急によくなることで微熱のような症状を感じることがあります。
また、ホットヨガは内臓の働きを促進して体内の老廃物を排出するデトックス効果も期待できる分、腸にたまっていた老廃物が急激に排出されることで、下痢の症状が出てしまうこともあります。
ホットヨガの好転反応で出る症状は?
頭痛・発熱・鼻水などの風邪気味の症状
ホットヨガの好転反応としては、頭痛・発熱・鼻水といった風邪のような症状が挙げられます。ホットヨガでは、温度や湿度の高く設定されたホットヨガスタジオで身体を動かして発汗するので、血流が促進される結果、頭痛や微熱を感じることがあります。
血流が良くなると血管が広がるので、これが片頭痛の原因となるからです。特にまだ身体がホットヨガスタジオに慣れていない初心者の方に起きやすい好転反応です。
ホットヨガによる頭痛に悩まされている方は「ホットヨガで頭痛やめまい、吐き気がしたら危険?原因と対処法をチェック」もぜひチェックしましょう。

下痢
ホットヨガの好転反応としては、下痢の症状が出ることもあります。ホットヨガで身体を動かすことで、腸を始めとする内臓の働きが活発になり、便通が良くなりやすいです。
また、ホットヨガをすることでずれてしまった内臓の位置を正しく戻すことも期待でき、それによって便通が促進されることもあります。
これらの理由から、ホットヨガをすることによって腸にたまっていた老廃物が排出されるようになり、下痢の症状が出ることがあります。
ホットヨガが内臓に与える影響が知りたい方は「ホットヨガは腎臓、肝臓、心臓に負担がかかる?内臓への影響をチェック」もぜひチェックしましょう。
だるさ・眠気
ホットヨガによる好転反応としては、だるさや眠気といった症状が見られることもあります。ホットヨガはデトックス効果が期待できるとも言われており、体内にたまっていた毒素が排出され、新しい酸素が身体に取り込まれることになります。
そのため、身体の内部から体質改善が期待でき、その過程で身体に疲れが出てしまい、だるさや眠気を感じることがあります。これらの症状が出た場合には無理をせず、身体を一度休めることをおすすめします。
ホットヨガによるだるさや眠気に悩まされている方は「ホットヨガで疲れやだるさを感じてしまう理由は?その対処法をチェック!」もぜひチェックしましょう。

蕁麻疹・湿疹
ホットヨガによる好転反応としては、蕁麻疹や湿疹といった肌の症状が出ることもあります。ホットヨガをしていると、体内の毒素や老廃物が毛穴から汗と一緒に排出される効果が期待できます。
そのときに毒素や老廃物によって肌が刺激を受けてしまい、蕁麻疹や湿疹のような症状が出る原因となることがあります。特に普段から蕁麻疹の出やすい方や肌が刺激を受けやすい方はこのような好転反応が起きやすいです。
肌荒れ・ニキビ
ホットヨガの好転反応としては、肌荒れやニキビといった症状も挙げられます。
ホットヨガで身体を動かすことで血流やリンパの流れが改善され、新陳代謝が活発になりやすいです。新陳代謝が活性化されることで、体内にたまっていた老廃物の排出も促進されやすくなります。
その結果、老廃物を毛穴から排出する過程で肌が刺激を受けてしまい、肌荒れの原因となったり、ニキビができてしまうことがあります。ただし、老廃物の排出が終わればむしろ肌は美しくなっていきます。
生理痛がひどくなる
ホットヨガに慣れていないうちは、好転反応として生理痛がひどくなったり、生理が重いと感じることがあります。
ホットヨガのデトックス効果は子宮にも影響することがあります。子宮内の毒素や老廃物を排出しようすることで経血が多くなったり、生理周期が変化するといったことが起こり得ます。
経血が血の塊のようになってしまい、生理痛がひどいと感じることや、身体のほてりを感じることもあります。
ただしこれは一時的なものであり、反対にホットヨガをすることで生理の痛みが和らいだという声や、生理周期が安定したという声も見られています。
ホットヨガが生理不順に影響するのかどうか知りたい方は「生理中にホットヨガをしても大丈夫?生理痛や不順が改善するって本当?」もぜひチェックしましょう。

ホットヨガの好転反応の症状が続く期間はどのくらい?
ホットヨガの好転反応の症状が続く期間には、個人差があります。好転反応は体内の老廃物や毒素が完全に排出されるまで続くと言われているので、一人ひとりの体質によってどれくらい症状が続くかが変わるためです。
人によってはレッスン後の一時的な症状ですぐに改善することもあれば、1週間や1か月続くようなこともあるようです。また、ホットヨガを始めても好転反応の症状がまったくでないという方もいます。
好転反応と思われる症状があるうちは、過度な運動をするのを避けて、安静にしておきましょう。安静にしていても症状が治まらず長期間続いていたり、症状が重くて日常生活や仕事に支障があるようであれば、病院で診てもらった方が安心でしょう。
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ホットヨガの好転反応の症状を早く解消するための5つの方法
水分を摂取する
ホットヨガの好転反応の症状を解消するためには、水分を十分に摂取するのが効果的とされています。
好転反応を終わらせるには体内の毒素を排出させていく必要があるので、汗や尿として毒素を排出しやすいように水分をたっぷりと摂るようにして、毒素の排出を促進するという方法です。
1日当たり2リットル程度を目安にして、積極的に水分補給を行うようにしましょう。できるだけカフェインの入っていない純粋な水を摂るようにしてください。
毒素排出に良い食べ物を摂取する
ホットヨガの好転反応の症状を解消するためには、体内の毒素の排出を促進してくれる食べ物を摂ると良いとされています。特に食物繊維を豊富に含む大豆類や果物類を積極的に摂りましょう。
これらの食べ物を摂ることで、腸内環境が改善されて腸の働きが良くなり、体内に溜まった毒素の排出が促進されやすくなります。また好転反応が出ている間は、ジャンクフードやアルコール類のようなかえって毒素が溜まりやすくなる食ベ物は避けるようにしてください。
〈デトックス(毒素排出)によい食事〉
毒素の75%は便から排出されますので、腸内環境を整えよい便を出すことが重要です。
不溶性食物繊維―水分を含み膨張、消化酵素分泌促進、便量増加
玄米、ごぼう、大豆類、根菜類、しいたけ、まいたけ、しめじ、ごま、ココアなど
水溶性食物繊維―腸内で発酵し、善玉菌の増加促進、栄養素を吸収し、腸管吸収速度を緩やかにする
りんご、柿などの果実類、海苔などの海藻類、こんにゃくなど
動物性食物繊維―食品添加物などの毒素やコレステロールなどを吸着して排出
キチンキトサン、コラーゲンなど
ぬるめのお風呂に長時間つかる
ホットヨガの好転反応の症状を解消するには、ぬるめのお風呂に長時間つかるのも効果的とされています。お風呂にゆっくりつかることで血流やリンパの流れが良くなり、体内の毒素の排出が進みやすくなります。
長時間お風呂に入っていれば発汗量も多くなり、より効率的にデトックス効果が期待できます。お風呂にじっくりとつかりながら水分補給もするとより効果的です。リラックス効果もあるので、好転反応によるストレスも解消も期待できます。
適度な運動をする
ホットヨガの好転反応の症状を解消するためには、適度な運動をすることも有効です。適度に身体を動かすことで血流やリンパの流れを促進することができ、汗を流すことで体内の毒素や老廃物を排出することが期待できます。
ただし、好転反応の症状が出ている間は無理な運動は禁物です。かえって症状が悪化してしまう原因にもなるので、身体に過剰な負担をかけることのないよう、日常生活の中に軽めの運動を取り入れるようにしてください。
無理のない範囲でホットヨガを継続する
ホットヨガの好転反応の症状を解消するには、無理のない範囲でホットヨガを続けることも大切です。ホットヨガはデトックス効果があるとされているので、継続することで結果的に早く好転反応の症状を緩和できることがあります。
自分に合ったレベルのプログラムで、できるだけホットヨガを続けるようにしましょう。ただし、発熱や頭痛といった症状でヨガをするのが難しい状態であれば、無理にホットヨガをするのは避けましょう。
さらに、おすすめのホットヨガスタジオについて知りたい方は「ホットヨガスタジオ・教室おすすめ人気ランキング!大手7社を徹底比較!」もチェックしてみましょう。

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