
ホットヨガは腎臓、肝臓、心臓に負担がかかる?
ホットヨガは健康やダイエットに良い運動として人気がありますが、その一方で腎臓や肝臓などの内臓や心臓に負担がかかると言われることもあります。ここではホットヨガが及ぼす各臓器への負担にはどういったものがあるかについてみていきましょう。
ただし、ホットヨガをすることによる各臓器への負担の度合いや症状には個人差があります。今回ご紹介する内容がすべて自分の身に起こると考えるのではなく、あくまで「そのような症状が現れた人もいるのか」という知見にしておくようにしましょう。
自分の身体が心配な方はホットヨガを始める前に医師に相談した上で判断することをおすすめします。ホットヨガによる負担が大きいと感じるようであれば無理にやろうとせず、別の運動を検討するようにしましょう。
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腎臓への負担
腎臓は身体の中にたまった毒素を処理するための器官です。体内の毒素は腎臓によってこし取られ、膀胱に送られて最終的には尿として体外に排出されます。
高温多湿環境のスタジオでホットヨガをすると大量に発汗することになるので、当然体内の水分が不足するようになります。水分が不足したままの状態で運動すると脱水症状になってしまうこともあります。
そこで、ホットヨガの際には大量の水を飲む必要があります。その結果、大量に飲んだ飲料に含まれる毒素を処理するために腎臓がフル稼働し続けることになり、腎臓にとって負担となります。
腎臓への負荷が大きくなるので、腎臓に疾患を抱えている方がホットヨガをすると身体に大きなダメージを受けてしまうおそれもあります。
なお、独立行政法人国民生活センターの2020年7月9日の報告によると、一部のホットヨガ参加者の中には、レッスン中やレッスン後によってめまいやのぼせ、吐き気や頭痛などの症状がみられたことが公表されています。
ホットヨガのレッスン環境は、日常生活における熱中症予防指針では「危険」に相当します。PIO-NETには、ホットヨガによってめまい、のぼせ、吐き気、頭痛などを訴える相談があります(注11)。ホットヨガを行う前にはレッスンの内容や時間を確認しましょう。特に持病や既往歴がある場合には、実施を慎重に検討しましょう。
ただし、体調を崩した方の属性(年齢、性別、当日の体調、持病、既往歴など)は明らかになっていないので、ご高齢でなく健康体である方は、必要以上に気にしすぎることもなさそうです。
肝臓への負担
肝臓は体内の毒素を処理する解毒作用や、体内の10%以上の血液を貯蔵して、体内をめぐる血液量や血液の濃度をコントロールする役割を担っています。そのため、肝臓が不調をきたすとさまざまな症状の原因となります。
ホットヨガスタジオの高温多湿の環境は脱水症状・熱中症の状態に陥りやすく、体内の水分量が減ってしまうことで肝臓内の血液量が下がり、肝機能障害につながる可能性があります。このように、ホットヨガをする際には、肝臓への負荷も考慮する必要があります。
その一方で、ホットヨガで体を動かすことは運動不足やストレスの解消になり、それが低下した肝機能を亢進させるという良い効果を得られることもあります。良い影響や悪い影響のバランスを見ながら、自分の身体に合った負荷の運動を選びましょう。
心臓への負担
心臓は全身に血液を送り込むためのポンプとして機能している器官です。そのため心臓に不調をきたすと、身体を動かすために必要な血液が行きわたらずさまざまな症状を引き起こします。
ホットヨガは息苦しい環境のスタジオで行うので、心拍数が上がりやすく、心臓にも負荷がかかります。心臓が強くない方が心臓に大きな負荷をかけすぎると体調を崩してしまうこともあるので、ホットヨガをする際には注意が必要です。
過去にホットヨガスタジオで息苦しさを感じたことがある方は、遠赤外線や銀イオンスチームなどスタジオ内の環境作りにこだわっているホットヨガスタジオ「カルド」がおすすめです。
カルドのスタジオであればホットヨガとはいえ息苦しさを感じにくいので、心臓への負荷も軽減しながらホットヨガに打ち込むことができます。
ホットヨガは腎臓病の既往歴や心臓の持病がある方は要注意
ここまでホットヨガが腎臓や肝臓、心臓へ及ぼす影響や負担について説明してきました。
しかし上で説明した内容は、臓器に特に疾患などを抱えていない健康体の方であれば、特に気にするほどの負荷ではありません。健康体の方は、安心してホットヨガのレッスンに取り組んで良いでしょう。
一方で、過去に大きな腎不全などの腎臓病に患った既往歴がある方や、生まれつき心臓の持病がある方は、腎臓や心臓への負担を考えてホットヨガはなるべく避けるべきです。
このような方でどうしてもヨガに取り組みたい方は、常温ヨガやピラティスを選択することをおすすめします。常温環境で行うこれらのエクササイズであれば、内臓にホットヨガのような負荷をかけることがなく、安全に健康維持やダイエットをすることができます。
常温ヨガについて知りたい方は「常温ヨガとは?代表的なヨガの種類や流派をチェック!」もチェックしてみましょう!

またピラティスについて知りたい方は「ホットヨガとピラティスはどっちが効果がある?2つの違いを説明!」もチェックしてみましょう。

そして体が強くない方がどうしてもホットヨガにチャレンジしたい場合には、必ず医師に相談した上で判断するようにしてください。
もちろんホットヨガは心身ともにさまざまな良い影響を及ぼしてくれるエクササイズですが、内臓に負荷をかけてしまい体調を崩すようなことになっては本末転倒なので、決して無理をすることのないようにしましょう。
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ほかにも、ホットヨガをすることによるリスクやメリットについて知りたいという方は、「ホットヨガのメリット10個と意外なデメリット9個を解説!」も確認してみましょう。

また、おすすめのホットヨガスタジオについて知りたい方は「ホットヨガスタジオ・教室おすすめ人気ランキング!大手7社を徹底比較!」もチェックしてみましょう。

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